【ドル円分析】5月15日22時更新:戻り鈍く続落、反発力欠く展開に
こんばんは、すまらぼです!
こどもたちを寝かしつけていたら、つい自分もうとうとしてしまいました。
気がつけば投稿時間まであまり余裕がなく、今日は急ピッチで書いています!
それでは、今日もいきましょう!
■ 今日の相場:戻り鈍く反発力欠く、145円台後半へ
東京時間は序盤から重たい展開でした。朝方は146円台中盤でスタートしたものの、戻りは限定的で徐々に下値を試す動きに。
仲値通過後も買いは続かず、昼過ぎには145.94円まで下落。その後も反発は限定的で、午後には145円台後半まで押し込まれました。
欧州時間も東京の流れを引き継ぎ、上値の重い展開が継続。
一時145.46円まで売られる場面もあり、売り圧力の強さが意識されましたが、下値では買い戻しも入って145円台後半で下げ渋り。
NY時間序盤にかけてはやや買い戻しの流れも見られ、146円台を回復する場面もありましたが、大きな材料もなく、レンジの中に収まる神経質な値動きにとどまりました。
全体としては、「反発力に欠ける戻り売り相場」というのが今日の印象です。
■ 明日の注目:日本GDPと米住宅指標、材料相場の序章か
明日の東京時間は朝8:50発表の日本GDP速報(1-3月期)に注目。予想は前期比・年率ともにマイナス圏で、下振れなら円売り材料になる可能性も。
さらに夜は米国の住宅関連・建設許可・輸入物価指数など、21:30に一気に指標が集中。NY時間のボラティリティが一段と高まる可能性があります。
■ テクニカルチェック
現在の価格帯:146.07円前後
ここはちょうどレンジの中間帯であり、短期的には方向感を模索する持ち合いゾーンとなっています。
レジスタンスライン(上値抵抗)
価格帯 | 解説 |
---|---|
148.45円 | 5/13の急落起点。明確な天井として意識 |
147.30〜147.70円 | 急落前のもみ合い帯で、戻り売りが出やすい水準 |
146.95円 | 直近の戻り高値。短期トレーダーの分水嶺 |
サポートライン(下値支持)
価格帯 | 解説 |
---|---|
145.00〜145.20円 | レンジ下限に位置。割れると下落加速の警戒ゾーン |
144.30円 | 過去の押し目が集中。反発実績が多いライン |
143.60円 | 下降波の次の節目。波動の節にあたる |
▼ 今後の予測シナリオ
シナリオ①:レンジ上抜け → 反発上昇シナリオ
- 146.20円をしっかり超えると戻り高値トライへ
- 米金利の高止まりが背景にある場合、ドル買い優勢
- ターゲット:146.95 → 147.70 → 148.45円
シナリオ②:再下落モードへ → 戻り売りシナリオ
- 145.80円を割ると流れが一変
- 145.00円を割り込むと144円台突入の可能性
- ターゲット:144.30 → 143.60 → 142円台へ
■ 明日の注目イベント(2025年5月16日)
- 8:50 日本・1-3月期GDP速報値(前期比予想 -0.1%/前回 0.6%、年率換算予想 -0.3%/前回 2.2%)
- 13:30 日本・3月鉱工業生産(確報値)(前月比・前年同月比ともに前回はマイナス)
- 21:30 米・4月住宅着工件数(予想 136.5万件/前回 132.4万件)
- 21:30 米・4月建設許可件数(予想 145.0万件/前回 148.2万件)
- 21:30 米・4月輸入物価指数/輸出物価指数(輸入:予想 -0.4%/前回 -0.1%、輸出:予想 -0.5%/前回 0.0%)
この時間帯は日米の重要指標が立て続けに発表されるため、イベントドリブンで相場が大きく動く可能性があります。特に21:30の米国指標には要警戒です。
■ すまらぼ予想レンジ(2025年5月16日)
区分 | 価格帯 | 解説 |
---|---|---|
🔺 上限 | 147.30円 | 急落前の戻り高値であり、強いレジスタンスラインが意識される水準 |
🔻 下限 | 145.00円 | 重要な下値支持。明確に割れると下落加速の可能性 |
⚖ 中間帯 | 145.90円 | 現在の価格帯であり、方向感の見極め局面 |
■ すまらぼのひとこと
「反発力に欠けるときは、焦って飛び乗らないのも立派な判断です。」
特に今夜〜明日にかけては、日米の指標が集中しており、静かな時間帯から一転、急変動する可能性もあります。
方向感が出るまでは深追いをしないことが大切です。
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