【ドル円分析】5月16日:じり安展開も方向感なし、今夜の米指標待ち
こんばんは、すまらぼです!
最近「小腹が空いたらナッツが健康にいい」って聞いて食べ始めたんですが、止まらなくて普通にカロリーオーバーしてます。
でも相場はナッツと違って、腹八分目じゃ足りません。
というわけで今夜もやります、ドル円分析21時時点→記事投稿22時のすまらぼナイトセッション!
毎晩こっそり見てくれてるあなたに向けて、今日も「なるほど」な視点をお届けできればうれしいです。
それではさっそく、いってみましょう!
昨夜のドル円は、米PPI(卸売物価指数)が市場予想を下回る内容だったことから、ドル売りが先行。
一時は145円台半ばまで下押しされました。
しかしその後、米長期金利が4.53%台まで回復したことに反応し、ドル円も146円台前半まで持ち直す場面がありました。
ただ、勢いは続かず、22時前には再び145.70円を割り込むなど、全体として方向感の乏しい値動きが続いています。
■ 今日の相場:東京時間は下押し、欧州時間は小反発、NY時間は様子見モード
東京時間は、朝方からじりじりと値を下げる展開に。
145.67円から始まり、10時台には144.99円まで下落する場面もありました。
その後はやや下げ渋ったものの、買い戻しの勢いは乏しく、終値は145円ちょうどをわずかに上回る水準にとどまりました。
欧州時間では144.90円まで再度売られるも、底堅さも見られ145円台前半に戻して終了。
とはいえ、欧州勢の積極的な買いは入らず、戻りは限定的でした。
NY時間にかけては、米国指標発表前の様子見ムードが濃く、145.40〜145.66円のレンジで狭い値動き。
全体を通して、145円を挟んだ神経質なレンジ相場というのが今日の特徴でした。
■ テクニカルチェック
現在の価格帯:145.57円前後
ここはちょうど145円サポートラインで下げ止まり反発中の局面であり、上昇再開となるか、下落再開となるかの分岐点にいます。
レジスタンスライン(上値抵抗)
価格帯 | 解説 |
---|---|
148.45円 | 直近高値(5/13)。ここで強く売られた |
147.30〜147.50円 | 5月中盤の戻り高値帯。意識されやすいゾーン |
146.80円 | 直近反発後の高値。短期的な売り圧力が出やすい位置 |
サポートライン(下値支持)
価格帯 | 解説 |
---|---|
145.30〜145.50円 | レジサポ転換帯。現在ここで反発中 |
144.20円 | 短期的な押し安値。ここを割ると下方向へ加速の可能性 |
142.80円 | 5月初旬の反発起点 |
140.25円 | 4月後半の最安値 |
▼ 今後の予測シナリオ
シナリオ①:押し目買い成功、再び上昇へ
- 145円台半ばでの反発継続なら、下値固め完了の可能性
- 米金利高止まり → ドル買い継続の地合い
- ターゲット:146.80 → 147.50 → 148.45円超え
シナリオ②:戻り売り優勢で再下落へ
- 146円台後半で再び頭打ちとなれば下落継続
- 145.30円を割り込むと、売り圧力再燃
- ターゲット:144.20 → 142.80 → 140.25円
■ 今後の注目イベント(2025年5月19日)
- 13:30 日本・3月第三次産業活動指数(前月比)(予想 -0.2%/前回 0.0%)
- 23:00 米・4月景気先行指標総合指数(前月比)(予想 -0.8%/前回 -0.7%)
日本の第三次産業活動指数は前月比で若干の減少予想となっており、経済活動の動向に注目です。米国の景気先行指標総合指数も引き続き低下傾向が予想されており、世界経済の先行きを占う重要な指標として注目されています。
■ すまらぼ予想レンジ(2025年5月19日)
区分 | 価格帯 | 解説 |
---|---|---|
🔺 上限 | 146.80円 | 短期の戻り高値水準。ここを抜けると147円台へ |
🔻 下限 | 145.30円 | 直近のサポート帯。割れると下落加速 |
⚖ 中間帯 | 145.57円 | 現在の価格帯。方向感模索中のレンジ中腹 |
■ すまらぼのひとこと
145円前後の攻防が続いていますが、これが次のトレンドの分かれ道。
今夜の米指標で相場の地図が塗り替えられるかもしれません。
無理せずリスク管理を徹底して、また明日もお会いしましょう。良い夜を!
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