【ドル円分析】2025年6月第2週:145円を挟んだ攻防に注目、高値圏維持か押し戻しか
こんばんは、すまらぼです!
それでは早速、ドル円展望:来週の相場を先読みするすまらぼセッション!を始めます!
あくまで個人の見解ですが、「なるほど、そういう見方もあるのか」と感じていただければ嬉しいです。
それでは、さっそく来週のテクニカルをチェックしていきましょう!
■ 6月第1週の振り返り
まずは、今週の答え合わせをしていきましょう。(今週はさっぱりだめだった。。。)
今週のドル円は、下落トレンドを意識しつつも、週後半にかけての反発上昇に翻弄された一週間でした。以下に、今週の予想と実際の値動きを整理し検証していきます。
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週間予想と結果一覧
日付 | 予想レンジ | 予想方向 | 実際の値動き(始値→終値) | 結果 |
---|---|---|---|---|
6/2 | 143.2〜143.7 | 下落 | 143.748 → 142.656 | 的中(下落) |
6/3 | 142.10〜143.30 | 下落 | 142.661 → 143.864 | ハズレ(上昇) |
6/4 | 142.50〜143.80 | 反発・上昇 | 143.88 → 142.728 | ハズレ(下落) |
6/5 | 143.00〜144.50 | 下落バイアス強め | 142.728 → 143.434 | ハズレ(上昇) |
6/6 | 142.00〜144.00 | やや下落バイアス | 143.411 → 144.830 | ハズレ(上昇) |
総評と振り返り
- 的中率:1勝4敗
- 6/2は下落を的中。
- 6/3以降は、下落バイアスが強すぎた影響で、連続して上昇に外れる展開に。
- 特に6/4の「反発上昇」予想は方針としては合っていたが、終値が下抜けており、結果的に下落判定。
- 全体として、週後半にかけてのリスクオンと米金利上昇の流れを読み切れなかった点が反省材料。
- 21時台に記事を書いている最中に重要指標が発表され、投稿時にはテクニカルが吹き飛ぶほどの急変動が発生。タイミングの難しさを痛感。
次週は、上昇局面の地合いをどこで見極めるかがカギとなりそうです。
■ 6月第2週ドル円チャート・テクニカル分析
【週足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):週足ではローソク足が200MA付近に接近。長期サポートとして意識される水準。
- MACD:デッドクロス継続中で、ヒストグラムもマイナス圏。弱気トレンドが継続中。
- RSI:42前後で下寄り。まだ売られすぎではないが反発の余地も残る。
- ボリンジャーバンド:中心線を下回り−1σ付近。調整トレンドが継続。
【日足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):価格は両線の下にあり、戻り売り圧力が強い状況。
- MACD:ゴールデンクロス間近。反転上昇の兆しが出始めている。
- RSI:52前後。中立圏でやや上向き、上昇の余地あり。
- ボリンジャーバンド:バンド幅縮小中。ブレイク前の兆候として注視が必要。
【4時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):上抜けており、短期的な上昇トレンド入りを示唆。
- MACD:ゴールデンクロス中。買いシグナルが点灯している。
- RSI:65前後。やや過熱感あるがトレンド継続可能。
- ボリンジャーバンド:+1σ〜+2σ付近で推移。バンドウォーク状態に入りつつある。
【1時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):価格は両線の上に位置。短期的には買い優勢。
- MACD:買いシグナル継続中。ヒストグラムも拡大傾向。
- RSI:69前後。買われすぎに近づいており、やや注意。
- ボリンジャーバンド:+2σ付近で推移。短期的には過熱感も。
■ 総評まとめ
- 移動平均線(75MA・200MA):長期足では弱含みだが、短期・4時間足では上昇基調に転換中。
- MACD:長期足は弱気だが、日足以下では上昇サインが点灯。短期反発に注目。
- RSI:全体的に50〜70で推移。過熱感はあるがまだ上昇余地あり。
- ボリンジャーバンド:4時間・1時間では+1σ以上を維持し、バンドウォークの兆し。
■ ドル円判定スコアとトレンドバイアス
以下は各テクニカル指標をもとに、来週1週間の「ドル円の買い・売りバイアス」を5段階評価したものです。
指標 | スコア(★5段階) |
---|---|
移動平均線 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
MACD | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
RSI | ⭐️⭐️⭐️ |
ボリンジャーバンド | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合判定:来週は上昇バイアスやや優勢(押し目買い優位)と予想されます。
【星の数の説明】
- ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが非常に強い
- ⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが強め
- ⭐️⭐️⭐️:中立(様子見)
- ⭐️⭐️:売りシグナルが強め
- ⭐️:売りシグナルが非常に強い
■ 来週のドル円上昇・下落の確率予測
テクニカル指標を総合的に判断した結果、
- 上昇する可能性:65〜70%程度
- 下落する可能性:30〜35%程度
この確率は以下のポイントをもとに算出しています:
- 4時間足・1時間足のトレンドが上向きに転換しつつあること
- MACDが下位足でゴールデンクロスしており反発局面にあること
※ただし、米経済指標や金利動向には注意が必要。
■ 来週のドル円予想レンジ・重要ライン
項目 | 価格帯 |
---|---|
予想レンジ | 144.00円〜146.20円 |
サポートライン | 144.00円 / 143.70円 |
レジスタンスライン | 145.80円 / 146.20円 |
■ すまらぼのひとこと
145円前後の攻防が続いていますが、これが次のトレンドの分かれ道。
来週の米指標で相場の地図が塗り替えられるかもしれません。
無理せずリスク管理を徹底して、また明日もお会いしましょう。良い夜を!
■ 過去のドル円分析
- 【ドル円分析】6月5日22時更新:米景気懸念再燃で142円台再突入、戻り売り続くか
- 【ドル円分析】6月4日22時更新:144円ブレイク失敗、ADP下振れで下落トリガー
- 【ドル円分析】6月3日22時更新:下落トレンドの中で反発局面入り?短期買いバイアス強まる
- 【ドル円分析】6月2日22時更新:MACDもRSIも売りシグナル点灯、ドル円142円台に沈む
- 【ドル円分析】5月30日21時更新:144円台は維持も、警戒感強く上値は限定的
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