【ドル円分析】5月13日:急騰後の調整局面、CPI控えて様子見ムードか
こんばんは、すまらぼです!
実はFX、もうかれこれ10年くらいやってるんですよね。最近はサイト運営も始めたことだし、自分の好きな記事を書いてみたいなと思って、この企画を始めました。(もうGoogleアドセンスとか知りません…笑)
というわけで、今日からは毎晩21時時点のドル円を分析して、22時ごろに記事を投稿していこうと思います!
それではさっそく、いってみましょう!
昨日ですが、米中が関税引き下げで合意したというニュースを受けて、ドル円は3円近い急騰を演じました。
しかし今日は、その反動とも言える「調整モード」が一日を通して続いています。
市場は次のトリガーとして、米CPI(消費者物価指数)の結果をじっと待っているようです。
■ 今日の相場:利益確定と様子見が交錯、神経質な展開
東京時間は、前日の急騰を受けて利益確定の売りが優勢でした。朝方には一時147.90円まで下落、仲値も同水準となり、序盤から重い雰囲気。
その後も戻りは鈍く、昼過ぎには147.7円の一時当日安値をつけました。
欧州時間にかけては加藤財務相が「G7で為替協議を行いたい」と述べたこともあり、円買い要因に。
一時148.0円まで買い戻されたものの、欧州通貨が対ドルで買われたこともあり、147円後半でもみ合いとなりました。
NY時間は、今夜発表予定の米CPIを前にポジション調整が進み、21時ごろには148.10円付近での静かな推移。
全体としては、高値圏での一服感と警戒感が入り混じる展開です。
■ テクニカルチェック
現在の価格帯は147.80~148.10円付近で推移中。
下値サポートは3月安値の146.58円、短期押し目候補は146.70円前後。
上値は148.70円(2024年高値)、さらに149.60円(200日移動平均線)が意識されるレジスタンス帯です。
チャート上では、前日の急騰による上昇トレンドが継続中ながらも、いったん高値調整の横ばいといった様相。
ここからは、押し目買いが優勢となるか、利確売りに押されるかの分岐点に差し掛かっています。
▼ 今後のシナリオ(2パターン)
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再上昇シナリオ(押し目完了 → トレンド継続)
・高値圏での調整を経て、押し目買いが優勢になるパターン
・目先ターゲット:150円ちょうど(心理的節目) -
反落シナリオ(過熱感 → 半値戻し)
・急騰の反動で利確売りが強まり、146.7円付近まで下落の可能性
・148.70円〜149.60円にはテクニカル的な抵抗帯が控え、上昇も簡単ではない
■ この後の注目:米CPI(消費者物価指数)
今日(5月13日)は、米CPI(日本時間21:30発表)が最大の注目イベントです。
FRBの金融政策を左右するインフレ指標として、注目度は抜群。
- 上振れ:再びドル買い・円売りが加速し、149円台回復も視野
- 下振れ:利下げ観測が強まり、146円台へ押し戻される可能性
初動の勢いだけでなく、継続性の有無にも注意が必要です。
■ すまらぼの予想レンジ(5月14日)
146.5円 ~ 149.5円
現在のドル円は「調整相場」の中盤にあります。
CPI次第で一気にレンジをブレイクする可能性があるため、イベント後の反応を見極めてからのエントリーが鉄則。
- イベント前:様子見・小動き継続
- 上振れなら:150円台乗せも想定内
- 下振れなら:146円台前半までの調整もあり
■ すまらぼのひとこと
市場は「動く理由(=CPI)」を今か今かと待っています。
こんな日は「乗る」のではなく「待つ」ことが勝ちに繋がる日。
イベントドリブンの展開では、初動のトラップもあるので、冷静に流れを見てから。
ポジションは軽めに、焦らず。
今は「チャンスを見逃さない準備」が一番のトレードです。
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