こんばんは、すまらぼです!
さてさて、今夜もやります、ドル円分析21時時点→記事投稿22時のすまらぼナイトセッション!
いつもどおり個人の見解ですが、もし「なるほど」と思えるポイントがあれば嬉しいです。
ではさっそく、いってみましょう!
【ドル円分析】5月19日22時更新:ムーディーズの格下げでドル売り加速、144円台で神経質な展開
週明け月曜日は、先週末のムーディーズによる米国格下げ報道が重しとなり、ドル円は序盤から下落基調。
一時は145円を割り込む場面もあり、買い戻しも限定的な展開が続きました。
特に欧州時間以降は神経質な値動きが目立ち、リスク回避的なドル売りが優勢でした。
■ 今日の相場:ムーディーズ格下げ報道でドル売り、144円台後半でもみ合い
東京時間は朝方こそ145円台中盤でのスタートでしたが、次第に重くなり、仲値を挟んでじり安の展開に。
午前10時台には高値145.32円をつけたものの、そこを天井に反落。
午後にかけては145円をなんとか維持するものの、米金利上昇の材料も力不足となり、売り優勢となりました。
欧州時間に入ると、ムーディーズの米国格下げを受けたリスクオフの流れが明確化。
17時には一時144.65円まで下落し、145円の大台を割り込む展開に。
その後も145円台に戻す場面はあったものの、買いは続かず、144円台後半でのもみ合いが続きました。
NY時間でも流れは大きく変わらず、上値は145.03円止まり。
格下げ報道に対する市場の反応がじわじわ効いており、買い戻しには慎重ムードが漂っています。
■ テクニカルチェック
現在の価格帯:144.98円前後
ここはちょうど中期サポートラインの攻防ゾーンであり、下抜けると売り加速のリスクが高まります。
レジスタンスライン(上値抵抗)
価格帯 | 解説 |
---|---|
148.10円 | 5月14日の直近高値。強烈な反落地点 |
146.60円 | 4月後半のもみ合い上限。意識されやすいポイント |
145.45円 | 直近の戻り高値。再上昇にはここを超える必要あり |
サポートライン(下値支持)
価格帯 | 解説 |
---|---|
144.30円 | 直近下落の安値圏。現在このラインが試されている |
143.20円 | 4月末の反発ポイント。中期的なサポート |
142.00円 | 過去にも何度か反発した歴史ある支持帯 |
▼ 今後の予測シナリオ
シナリオ①:戻り売り優勢、再び下落波へ
- 145.45円付近で再び売りが入る
- 144.30円を明確に割り込むと加速
- ターゲット:143.20 → 142.00 → 140円台も視野
シナリオ②:サポート堅持で反発、再上昇へ
- 144円前半を固めてリバウンドの流れ
- 米金利や地政学リスクが後押し材料に
- ターゲット:145.80 → 146.60 → 148.10円の回復も
■ 今後の注目イベント
- 5月20日:目立った経済指標の予定はなし
週明けは経済指標も落ち着いており、材料難の中でリスクオフムードが続くかどうかがポイント。
今後は再び米国債利回りや格付け問題、FRB関係者の発言など、ファンダメンタルズへの反応が強まりそうです。
レンジとしては、下値144.50〜70、上値は145.30〜50あたりが意識されそう。
ただし、地合いはやや弱めで、戻り売りに警戒したい局面です。
■ すまらぼ予想レンジ(2025年5月20日)
区分 | 価格帯 | 解説 |
---|---|---|
🔺 上限 | 145.80円 | 戻り高値圏。ここを超えれば一段高の流れも |
🔻 下限 | 143.90円 | 支持帯の下限。割れると143円台前半へ |
⚖ 中間帯 | 144.98円 | 現在値。売り買いが拮抗する分岐点 |
■ すまらぼのひとこと
じりじりとした下げと小さな反発。まるで迷路に迷い込んだ相場のよう。
いまは方向感を探る“静の時間”かもしれません。
無理なエントリーは禁物。明日の地合いで一気に地図が書き換えられるかも。
また明日、すまらぼでお会いしましょう。
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