【ドル円分析】6月17日7時更新:本日は上昇優勢?日銀イベントに警戒感も
おはようございます、すまらぼです!
というわけで今日もやります、ドル円分析6時時点→記事投稿7時のすまらぼモーニングセッション!
あくまで個人の視点ですが、「あ、そう見るのか」くらいの気づきになれば嬉しいです。
ではさっそく、いってみましょう!
■ ドル円チャート・テクニカル分析
【日足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):日足では75MA・200MAの下付近。上値は重く、戻り売り圧力あり。
- MACD:日足ではゼロライン付近で横ばい。明確な方向感は出ていない。
- RSI:日足で52前後。中立圏で推移。
- ボリンジャーバンド:バンドは収縮気味。方向感が出にくい局面。
【4時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):75MA・200MA付近で推移。方向感乏しいが、短期的に上抜けを狙う動き。
- MACD:シグナル上抜けからゴールデンクロス示現。やや強気の兆し。
- RSI:59付近。買い圧力はやや強まっている。
- ボリンジャーバンド:+1σ〜+2σの間で推移中。バンドウォークの可能性あり。
【1時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):75MA・200MAの上。短期的には上昇トレンド。
- MACD:MACDラインがシグナルを上抜けて上昇中。
- RSI:64付近で上昇継続中。やや買われすぎに近い水準。
- ボリンジャーバンド:+2σ付近まで到達。短期的な過熱感に注意。
【15分足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):明確に上抜け。短期的には強気トレンド。
- MACD:MACDは上昇を継続。強い買い圧力を示唆。
- RSI:66付近で買われすぎゾーン。調整の可能性あり。
- ボリンジャーバンド:+2σを上抜け中。バンドウォーク継続中。
■ 総評まとめ
- 移動平均線(75MA・200MA):短期足ではすべて上抜けており、短期的な上昇バイアスが強い。日足では戻り売り圧力に注意。
- MACD:4時間足・1時間足・15分足で上昇傾向。買いの勢いが強まりつつある。
- RSI:全体的に中立〜買われすぎゾーン。短期は過熱感あり。
- ボリンジャーバンド:短期足ではバンドウォークが始まっており、押し目買いが機能しやすい局面。
■ 現在のドル円判定スコアとトレンドバイアス
以下は各テクニカル指標をもとに、現在の「ドル円の買い・売りバイアス」を5段階評価したものです。
指標 | スコア(★5段階) |
---|---|
移動平均線 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
MACD | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
RSI | ⭐️⭐️⭐️ |
ボリンジャーバンド | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合判定:上昇バイアス強め(買い優勢)
【星の数の説明】
- ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが非常に強い
- ⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが強め
- ⭐️⭐️⭐️:中立(様子見)
- ⭐️⭐️:売りシグナルが強め
- ⭐️:売りシグナルが非常に強い
■ 今日のドル円上昇・下落の確率予測
テクニカル指標を総合的に判断した結果、
- 上昇する可能性:70〜75%程度
- 下落する可能性:25〜30%程度
この確率は以下のポイントをもとに算出しています:
- MACDと移動平均線が上昇方向を示している
- RSIはやや高水準ながら、まだ上昇余地が残っている
※ただし、経済指標や米金利動向には注意が必要です。予想外の発言があれば急変動のリスクもあります。
■ 今日のドル円予想と根拠
本日(6月17日)は短期的な上昇継続を予想します。
根拠は以下の通りです:
- MACD・移動平均線の両方が短期足で上昇トレンドを示していること
- RSIがやや高めながらも上昇余地が残されていること
■ ドル円予想レンジ・重要ライン
項目 | 価格帯 |
---|---|
予想レンジ | 143.00円〜145.50円 |
サポートライン | 144.10円 / 143.85円 |
レジスタンスライン | 145.00円 / 145.30円 |
■ 今日のドル円主な注目イベント
- 6月17日 12:00頃? 日本・日銀金融政策決定会合(政策金利)(予想 0.50%/前回 0.50%)
- 6月17日 15:30 日本・植田和男日銀総裁 定例記者会見
- 6月17日 21:30 米・5月小売売上高(前月比)(予想 -0.7%/前回 0.1%)
- 6月17日 21:30 米・5月輸入物価指数(前月比)(予想 -0.2%/前回 0.1%)
- 6月17日 22:15 米・5月鉱工業生産(前月比)(予想 0.1%/前回 0.0%)
- 6月17日 23:00 米・6月NAHB住宅市場指数(予想 36/前回 34)
本日は日銀の金融政策決定会合とその後の植田総裁の会見に注目が集まります。政策金利に大きな変更はないとの予想ですが、今後の金融政策スタンスが示唆される可能性があります。
米国では5月の小売売上高がマイナス予想となっており、個人消費の弱さが意識される展開です。その他、輸入物価指数や鉱工業生産など、インフレや景気の動向を示す重要指標が続きます。
■ すまらぼのひとこと
短期的には上昇トレンドが明確ですが、本日は日銀金融政策決定会合と植田総裁の記者会見(15:30〜)が控えており、大きなボラティリティが予想されます。
政策金利の据え置きが予想されていますが、会見内容次第では円高・円安どちらにも大きく動く可能性あり。
無理せずポジション管理・リスク管理を徹底して、慎重にいきましょう。ではまた明日お会いしましょう!
■ 過去のドル円分析
- 【ドル円予想】2025年6月第3週:方向感薄く、レンジ相場が続くか
- 【ドル円分析】6月16日7時更新:ドル円は反発か、警戒か──中東情勢と短期テクニカルのせめぎ合い
- 【ドル円分析】6月13日7時更新:下落トレンド進行中、143円台前半へ
- 【ドル円分析】6月11日7時更新:短中期は上昇バイアス、CPI発表前の動向に注意
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