【ドル円分析】6月16日7時更新:ドル円は反発か、警戒か──中東情勢と短期テクニカルのせめぎ合い
おはようございます、すまらぼです!
というわけで今日もやります、ドル円分析6時時点→記事投稿7時のすまらぼモーニングセッション!
あくまで個人の視点ですが、「あ、そう見るのか」くらいの気づきになれば嬉しいです。
ではさっそく、いってみましょう!
■ ドル円チャート・テクニカル分析
【日足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):ローソク足が75MA・200MAの下。方向感がやや弱く、レンジ傾向。
- MACD:日足ではゼロライン付近で横ばい。方向感が乏しい。
- RSI:49前後。中立ゾーンでエネルギーを溜めている印象。
- ボリンジャーバンド:バンドが収縮傾向。レンジ継続か、ブレイク前の静けさか。
【4時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):ローソク足が移動平均線を挟む形。方向感に欠ける。
- MACD:デッドクロス継続。弱気の流れが続いている。
- RSI:50前後。中立だが下方向への警戒も。
- ボリンジャーバンド:横ばい。大きな値動きはまだ出ていない。
【1時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):ローソク足が移動平均線に接近しており、トレンドレスに近い。
- MACD:ゴールデンクロス気味。反発の兆し。
- RSI:55前後。やや上昇バイアスだが強くはない。
- ボリンジャーバンド:バンドが縮小傾向。どちらかに放れるタイミングを探る局面。
【15分足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):ゴールデンクロス後。やや上昇方向に向かいつつある。
- MACD:デッドクロス後、再びゴールデンクロスへ。小幅なリバウンド傾向。
- RSI:54前後。中立〜やや強気。
- ボリンジャーバンド:バンド収縮から上に向かう兆し。
■ 総評まとめ
- 移動平均線(75MA・200MA):長期足では方向感が鈍化。短期足では反発気配。
- MACD:長期足は弱気〜横ばい、短期ではゴールデンクロスの兆し。
- RSI:全体的に50前後で推移。大きな過熱感はないが買い戻しの余地あり。
- ボリンジャーバンド:収縮傾向が強く、今後の拡大に注目。
■ 現在のドル円判定スコアとトレンドバイアス
以下は各テクニカル指標をもとに、現在の「ドル円の買い・売りバイアス」を5段階評価したものです。
指標 | スコア(★5段階) |
---|---|
移動平均線 | ⭐️⭐️⭐️ |
MACD | ⭐️⭐️⭐️ |
RSI | ⭐️⭐️⭐️ |
ボリンジャーバンド | ⭐️⭐️⭐️ |
総合判定:中立〜やや反発バイアス(様子見から買い目線)
【星の数の説明】
- ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが非常に強い
- ⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが強め
- ⭐️⭐️⭐️:中立(様子見)
- ⭐️⭐️:売りシグナルが強め
- ⭐️:売りシグナルが非常に強い
■ 今日のドル円上昇・下落の確率予測
テクニカル指標を総合的に判断した結果、
- 上昇する可能性:55〜60%程度
- 下落する可能性:40〜45%程度
この確率は以下のポイントをもとに算出しています:
- 短期足でのMACD・RSIに反発の兆し
- 長期足での方向感の欠如(突発的な動きには注意)
※ただし、経済指標や米金利動向には注意が必要です。予想外の発言があれば急変動のリスクもあります。
■ 今日のドル円予想と根拠
本日(6月16日)は反発上昇に期待を予想します。
根拠は以下の通りです:
- 短期足でのMACDゴールデンクロスとRSI回復
- 下値の堅さが確認されており、押し目買いが入りやすい地合い
■ ドル円予想レンジ・重要ライン
項目 | 価格帯 |
---|---|
予想レンジ | 142.90円〜144.80円 |
サポートライン | 143.20円 / 142.90円 |
レジスタンスライン | 144.80円 / 145.10円 |
■ 今日のドル円主な注目イベント
- 6月16日 日本・日銀金融政策決定会合(1日目)
- 6月16日 21:30 米・6月ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想 -6/前回 -9.2)
日本では本日から日銀の金融政策決定会合が始まり、円相場への影響が注目されます。特に今後の金利政策や為替介入に関する発言が焦点です。米国ではニューヨーク連銀製造業景気指数が発表予定で、マイナス圏が続く見通しとなっており、製造業の景況感の改善度合いに注目が集まります。
■ すまらぼのひとこと
レンジの中でエネルギーを溜めている相場ですが、そろそろどちらかに動く気配。
特に短期足の兆しを見逃さないことが、次の波に乗るカギです。
また、中東情勢ではイスラエルとイランの軍事的緊張が高まっており、リスク回避の動きが出る可能性も。急な地政学リスクによる円買い・ドル売りにも注意が必要です。
無理せずリスク管理を徹底して、また明日もお会いしましょう。良い夜を!
■ 過去のドル円分析
- 【ドル円予想】2025年6月第3週:方向感薄く、レンジ相場が続くか
- 【ドル円分析】6月13日7時更新:下落トレンド進行中、143円台前半へ
- 【ドル円分析】6月11日7時更新:短中期は上昇バイアス、CPI発表前の動向に注意
- 【ドル円分析】6月10日7時更新:やや上向きも慎重ムード、方向感模索
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