こんばんは、すまらぼです!
それでは早速、ドル円展望:来週の相場を先読みするすまらぼセッション!を始めます!
あくまで個人の見解ですが、「なるほど、そういう見方もあるのか」と感じていただければ嬉しいです。
それでは、さっそく来週のテクニカルをチェックしていきましょう!
【ドル円予想】2025年6月第3週:方向感薄く、レンジ相場が続くか
6月第2週の為替展望と振り返り
まずは、今週の答え合わせをしていきましょう。(予想はあたってるようでズレてるようで、なかなかに難儀でした)
今週のドル円は、週前半はじりじりとした上昇を見せながら、週末にかけて一転して急落する展開となりました。まさに「調整を挟みつつ上昇」と言っていたら、その調整が全力で牙をむいた感じです。以下に、今週の予想と実際の値動きを整理し検証していきます。
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週間予想と結果一覧
日付 | 予想レンジ | 予想方向 | 実際の値動き(始値→終値) | 結果 |
---|---|---|---|---|
6/9 | 143.90〜145.50 | 上昇継続 | 144.799 → 144.521 | ややハズレ(下落) |
6/10 | 144.10〜145.30 | やや上昇 | 144.498 → 144.797 | 的中(上昇) |
6/11 | 144.20〜145.60 | じり高 | 144.792 → 144.521 | ハズレ(下落) |
6/12 | – | (記事休み) | 144.521 → 143.451 | – |
6/13 | 142.80〜144.20 | 続落傾向 | 143.441 → 144.077 | ハズレ(上昇) |
総評と振り返り
- 予想レンジ的中率:4勝0敗(※6/12除く)
- 予想方向的中率:1勝3敗(※6/12除く)
- 6/10の上昇予想はレンジ・方向ともに的中。
- 6/9と6/11は上昇の継続を予想したものの、実際はやや軟調〜反落気味の推移で外れ判定。
- 週全体を通して、予想レンジは精度が上がってきている感。突発的なファンダ(イスラエルによるイラン核施設への攻撃等)によるテクニカル不全が多発している。
次週は、下値模索の流れがどこで底を打つかに注目。145円台への再挑戦となるか、それとも142円台へ沈み込むのか、分岐点の週となりそうです。
■ ドル円チャート・テクニカル分析
【週足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):75MA・200MAの間で推移しつつも、上昇の勢いは弱まっている印象。
- MACD:デッドクロス中で、モメンタムは弱め。やや下向き傾向。
- RSI:41.28付近。やや売られ気味で、下げ余地もわずかに残る。
- ボリンジャーバンド:バンドは横ばい気味で、方向感が乏しい。
【日足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):200MA・75MAともに下回り、下降圧力が意識される形。
- MACD:やや底練りの兆しがあるが、いまだマイナス圏内。
- RSI:49.20で中立圏、方向感はつかみづらい。
- ボリンジャーバンド:横ばいかつ収縮気味で、エネルギーをため込む展開。
【4時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):価格が移動平均線と交錯。200MAはレジスタンスとして機能中。
- MACD:やや上向きだが、明確な勢いには欠ける。
- RSI:50.29で完全に中立。次の方向を探っている。
- ボリンジャーバンド:やや拡大傾向も、バンドウォークには至らず。
【1時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):価格が移動平均線と絡み合い、方向感に欠ける。
- MACD:ゴールデンクロスで、短期的に上昇モメンタム発生中。
- RSI:55.85でやや強め。ただし買われすぎではない。
- ボリンジャーバンド:拡大中で、短期的な上昇余地あり。
■ 総評まとめ
- 移動平均線(75MA・200MA):週足では上、日足では下、短期足では交錯。方向感は時間軸で異なる。
- MACD:週足・日足では弱含み。短期足はやや上向き。
- RSI:すべて中立圏(40〜55)。明確な過熱感・売られすぎ感は見られない。
- ボリンジャーバンド:すべての時間軸で方向感が乏しく、エネルギー溜めの印象。
■ ドル円判定スコアとトレンドバイアス
以下は各テクニカル指標をもとに、来週1週間の「ドル円の買い・売りバイアス」を5段階評価したものです。
指標 | スコア(★5段階) |
---|---|
移動平均線 | ⭐️⭐️⭐️ |
MACD | ⭐️⭐️ |
RSI | ⭐️⭐️⭐️ |
ボリンジャーバンド | ⭐️⭐️⭐️ |
総合判定:来週は方向感に乏しい展開を予想。様子見・短期スキャル向き。
【星の数の説明】
- ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが非常に強い
- ⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが強め
- ⭐️⭐️⭐️:中立(様子見)
- ⭐️⭐️:売りシグナルが強め
- ⭐️:売りシグナルが非常に強い
■ 来週のドル円上昇・下落の確率予測
テクニカル指標を総合的に判断した結果、
- 上昇する可能性:50〜55%程度
- 下落する可能性:45〜50%程度
この確率は以下のポイントをもとに算出しています:
- 週足・日足のMACDや移動平均線が弱含みであること
- 短期足に一時的な反発の兆しがあること
※ただし、週内の米経済指標や金利・地政学イベントには注意が必要です。
■ 来週のドル円予想レンジ・重要ライン
項目 | 価格帯 |
---|---|
予想レンジ | 143.50円〜145.20円 |
サポートライン | 143.50円 / 143.00円 |
レジスタンスライン | 144.80円 / 145.20円 |
■ 過去のドル円分析
- 【ドル円分析】6月13日7時更新:下落トレンド進行中、143円台前半へ
- 【ドル円分析】6月11日7時更新:短中期は上昇バイアス、CPI発表前の動向に注意
- 【ドル円分析】6月10日7時更新:やや上向きも慎重ムード、方向感模索
- 【ドル円分析】6月9日7時更新:上昇の初動か?調整を挟んでの押し目狙い
■ すまらぼのひとこと
145円を挟んだ攻防が続いており、方向感に欠ける展開が続いています。
経済指標や金利動向次第では、大きく動き出すタイミングも近いかもしれません。
焦らず、無理せず、丁寧に相場と向き合っていきましょう!
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