【ドル円分析】6月2日22時更新:MACDもRSIも下落サインか、ドル円142円台に沈む
こんばんは、すまらぼです!
備蓄米出回ってきたみたいですが、お米がまだまだ高すぎですね。5キロでこの値段って、もうFXで勝たないとまともに炊飯すらできない時代なのか…。
そんなわけで、今日も真剣にチャートと向き合ってます。
というわけで今夜もやります、ドル円分析20時時点→記事投稿21時のすまらぼナイトセッション!
個人的な視点にはなりますが、「なるほど、こういう見方もあるのね」と思ってもらえたら嬉しいです。
それでは、いってみましょう!
本日6月2日のドル円は、全体として高値から1円近く下落する流れとなりました。
特に欧州時間に入ってからのドル売りが顕著で、米国の株・債・ドルの下落が意識された形です。
その後のNY時間は、急落の反動もあってか、やや落ち着いたレンジ推移に移行しています。
■ 今日のドル円相場:欧州時間にドル売り加速、142円台まで急落
東京時間は、日経平均の大幅安を受けてリスクオフムードが広がり、ドル円は143.8円台からじわじわと値を下げました。
仲値は143.63円と、前営業日から24銭ほどの円高ドル安に。
午後も買いが続かず、143.5円付近で伸び悩み、やがて143.2円台まで沈む展開に。
欧州時間に入ると、相場の空気は一変。欧州通貨に対してのドル売りが強まった流れを受けて、対円でもドル売りが加速しました。
143.3円台から一気に142.8円台まで急落し、わずか1時間で約50銭の下げを記録。米株安・米債安・ドル安の「三重苦」が背景にあります。
NY時間序盤は、急落のあとの調整局面。
142.6円台を下値に、142.9円付近までの狭いレンジで神経質な展開が続いています。
大きな材料待ちの様相で、やや落ち着きを取り戻している印象です。
全体を通して見ると、欧州時間でのドル売りが本日の主役。NY勢はそれを受けて、静観モードに入ったように見えます。
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■ ドル円チャート・テクニカル分析
【日足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):日足では両方とも下向きで、ローソク足は下回り推移。中長期的に下降トレンド。
- MACD:日足ではデッドクロス継続。弱含み。
- RSI:42.88と下落方向を示唆。売られすぎ手前。
- ボリンジャーバンド:バンド下限付近。反発の兆しはまだ不明確。
【4時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):デッドクロスを形成し、下方向への勢いが強い。
- MACD:マイナス圏に入り下落モメンタムが強まる。
- RSI:36.35で売られ気味。
- ボリンジャーバンド:下限沿いを推移。バンドウォーク気味。
【1時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):ローソク足は75MA・200MAの下。戻り売りが意識される展開。
- MACD:再びデッドクロスし、下落の再開を示唆。
- RSI:24.05と売られすぎ水準。
- ボリンジャーバンド:下限を割り込む動き。短期反発には注意。
【15分足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):下降トレンド継続中。明確な戻りの兆しなし。
- MACD:弱含み。デッドクロスで下方向維持。
- RSI:30前後で短期の売られすぎ。
- ボリンジャーバンド:下限を沿って推移。反発には時間がかかりそう。
■ 総評まとめ
- 移動平均線(75MA・200MA):全時間足で下向き。下降バイアスが継続。
- MACD:各時間足でデッドクロス。モメンタムも下方向。
- RSI:全体的に30〜40台で売り優勢。1時間足以下では売られすぎ水準。
- ボリンジャーバンド:各足でバンド下限付近。下落トレンドが継続中。
■ ドル円判定スコアとトレンドバイアス
以下は各テクニカル指標をもとに、現在の「ドル円の買い・売りバイアス」を5段階評価したものです。
指標 | スコア(★5段階) |
---|---|
移動平均線 | ⭐️⭐️ |
MACD | ⭐️⭐️ |
RSI | ⭐️⭐️⭐️ |
ボリンジャーバンド | ⭐️⭐️ |
総合判定:下落バイアス強め(売り優勢)
【星の数の説明】
- ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが非常に強い
- ⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが強め
- ⭐️⭐️⭐️:中立(様子見)
- ⭐️⭐️:売りシグナルが強め
- ⭐️:売りシグナルが非常に強い
■ ドル円上昇・下落の確率予測
テクニカル指標を総合的に判断した結果、
- 上昇する可能性:約30%
- 下落する可能性:約70%
この確率は以下のポイントをもとに算出しています:
- MACD・移動平均線が下降シグナルを継続
- RSIが売られすぎ水準で、反発が入る可能性はあるが限定的
※米国の経済指標や要人発言などによる急変動には注意が必要です。
■ 明日のドル円予想と根拠
明日(6月3日)は下落継続を予想します。
根拠は以下の通りです:
- 全時間足で移動平均線が下降トレンドを示唆
- MACDが全体的にデッドクロスで売り優勢
- RSIが売られすぎ水準にあるが、戻りは限定的で再下落の可能性大
■ ドル円予想レンジ・重要ライン
項目 | 価格帯 |
---|---|
予想レンジ | 142.10円〜143.30円 |
サポートライン | 142.50円 / 142.10円 |
レジスタンスライン | 143.30円 / 143.80円 |
■ 今後のドル円主な注目イベント
- 6月3日 16:50 日本・植田日銀総裁 発言
- 6月3日 23:00 米・4月製造業新規受注(前月比)(予想 -3.1%/前回 4.3%)
- 6月3日 23:00 米・4月JOLTS求人件数(予想 710.0万件/前回 719.2万件)
6月3日は日本時間午後に植田日銀総裁の発言が控えており、為替市場が反応する可能性があります。
夜には米国の製造業新規受注が発表され、前回から大きく減少する見通しとなっています。 あわせて発表されるJOLTS求人件数も注目材料で、労働市場の強さを見極める手がかりになりそうです。
■ すまらぼのひとこと
ドル円は全体的に売り優勢な流れですが、短期的には自律反発の可能性も。
ただし反発しても戻り売りが意識される状況。リスクを抑えたトレードを心がけましょう。
本日もお疲れさまでした!明日もよろしくお願いします。
■ 過去のドル円分析
- 【ドル円分析】2025年6月第1週:戻り売り優勢?上値の重い展開に注意
- 【ドル円分析】5月30日21時更新:144円台は維持も、警戒感強く上値は限定的
- 【ドル円分析】5月29日22時更新:東京時間の強さから欧州時間の失速、145円台の攻防が続く
- 【ドル円分析】5月28日22時更新:FOMC議事要旨控え、じわじわ上昇も慎重姿勢
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