【ドル円分析】6月20日7時更新:上昇トレンド継続か?CPI・日銀イベントに注目
おはようございます、すまらぼです!
というわけで今日もやります、ドル円分析6時時点→記事投稿7時のすまらぼモーニングセッション!
あくまで個人の視点ですが、「あ、そう見るのか」くらいの気づきになれば嬉しいです。
ではさっそく、いってみましょう!
■ ドル円チャート・テクニカル分析
【日足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):日足では価格が75MAの上、200MAの下で推移。方向感は出ていないが、持ち直しつつある印象。
- MACD:ゼロライン付近で推移、ゴールデンクロス気味でやや買い優勢。
- RSI:55付近で中立圏。上昇余地はあり。
- ボリンジャーバンド:やや収束傾向、エネルギーを溜めている局面。
【4時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):いずれのMAも価格を下から支えており、上昇トレンドを示唆。
- MACD:ゼロライン上で上昇継続中。買い圧力が維持。
- RSI:57付近。やや買い優勢ながら過熱感はない。
- ボリンジャーバンド:+1σ〜+2σ付近での推移、バンドウォークの兆し。
【1時間足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):両方のMAの上で価格が推移。安定した上昇トレンドを示唆。
- MACD:上向きから横ばいへ。やや勢い鈍化の兆し。
- RSI:49前後。中立的で方向感に乏しい。
- ボリンジャーバンド:縮小傾向。レンジ内の推移か。
【15分足チャート】
- 移動平均線(75MA・200MA):価格が75MAは下抜け、200MAは下支えしている状況。
- MACD:デッドクロス状態。短期的には下押し圧力が優勢。
- RSI:36付近。やや売られ気味。
- ボリンジャーバンド:中心線を下回っており、短期調整局面。
■ 総評まとめ
- 移動平均線(75MA・200MA):日足以外はすべて上向き。中期的には上昇バイアスが継続中。
- MACD:短期足はやや鈍化も、全体的には上昇傾向が継続。
- RSI:全体的に50〜60前後で中立からやや強め。
- ボリンジャーバンド:4時間足では拡大中、短期足ではやや収束中で短期調整を示唆。
■ 現在のドル円判定スコアとトレンドバイアス
以下は各テクニカル指標をもとに、現在の「ドル円の買い・売りバイアス」を5段階評価したものです。
指標 | スコア(★5段階) |
---|---|
移動平均線 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
MACD | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
RSI | ⭐️⭐️⭐️ |
ボリンジャーバンド | ⭐️⭐️⭐️ |
総合判定:上昇バイアス強め(買い優勢)
【星の数の説明】
- ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが非常に強い
- ⭐️⭐️⭐️⭐️:買いシグナルが強め
- ⭐️⭐️⭐️:中立(様子見)
- ⭐️⭐️:売りシグナルが強め
- ⭐️:売りシグナルが非常に強い
■ 今日のドル円上昇・下落の確率予測
テクニカル指標を総合的に判断した結果、
- 上昇する可能性:70〜75%程度
- 下落する可能性:25〜30%程度
この確率は以下のポイントをもとに算出しています:
- MACDと移動平均線が上昇方向を示している
- RSIは中立圏にあり、過熱感は限定的
※ただし、経済指標や米金利動向には注意が必要です。予想外の発言があれば急変動のリスクもあります。
■ 今日のドル円予想と根拠
本日(6月20日)は押し目を形成しながらの上昇継続を予想します。
根拠は以下の通りです:
- 中長期的に移動平均線とMACDが上昇トレンドを示している
- 短期調整が入りやすいが、基本は押し目買いが機能しやすい環境
■ ドル円予想レンジ・重要ライン
項目 | 価格帯 |
---|---|
予想レンジ | 144.80円〜146.20円 |
サポートライン | 144.80円 / 144.50円 |
レジスタンスライン | 146.20円 / 146.50円 |
■ 今日のドル円主な注目イベント
- 6月20日 8:30 日本・5月全国消費者物価指数(CPI、コアコア・前年同月比)(予想 3.2%/前回 3.0%)
- 6月20日 8:50 日本・日銀金融政策決定会合 議事要旨
- 6月20日 15:40 日本・植田和男日銀総裁 発言
- 6月20日 21:30 米・6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想 -1/前回 -4)
- 6月20日 23:00 米・5月景気先行指標総合指数(前月比)(予想 -0.1%/前回 -1.0%)
日本では消費者物価指数(CPI)が発表され、特にコアコアCPIは日銀の政策判断材料として注目されます。あわせて日銀議事要旨と植田総裁の発言にも注目が集まります。米国では製造業関連指標と景気先行指数が予定されており、今後の景気見通しを探るうえで重要なイベントとなりそうです。
■ すまらぼのひとこと
本日は日本のCPIや日銀議事要旨、植田総裁の発言が予定されており、朝方の円相場には注目が集まります。
また、夜には米国のフィラデルフィア連銀景況指数や景気先行指数も控えており、ドルの動意材料にもなりそうです。
145円台中盤を中心とした持ち合いが続いていますが、次のブレイクに備えてエネルギーを溜めている印象です。
全体としては、イベントを受けた上下振れには注意しつつ、基本は「押し目買い目線」で慎重に対応したいところです。
■ 過去のドル円分析
- 【ドル円予想】2025年6月第3週:方向感薄く、レンジ相場が続くか
- 【ドル円分析】6月19日7時更新:FOMCは無風通過? 米市場休場で方向感に乏しい展開か
- 【ドル円分析】6月18日7時更新:短期は買い?、FOMC前に警戒感も
- 【ドル円分析】6月17日7時更新:本日は上昇優勢?日銀イベントに警戒感も
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